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医療法人 一陽会 原田病院

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CKD(慢性腎臓病)専門外来です。

専門外来

CKD(慢性腎臓病)専門外来

腎臓病の早期発見・早期治療を推進し、末期腎不全だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患を予防します。

CKD(慢性腎臓病)とは

日本における「新たな国民病」として注目されています。

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)は腎臓の働き(腎機能)が正常より少し悪い状態や、腎機能は悪くなくてもタンパク尿が出ている状態が3カ月以上続くと、CKDと診断されます。
現在日本では20歳以上の8人に1人(1,300万人)がCKDであると考えられており、日本における「新たな国民病」と言われています。

タンパク尿など肝臓の障害がある 腎臓の働きが60%未満になった このうちのどちらか一方、または両方の状態が3ヶ月以上続くとCKDと診断されます。

CKDの病期

腎臓病の重症度は、腎臓のはたらきの程度と、糖尿病や高血圧などの腎臓病の元になっている病気、尿たんぱくの状態を合わせて評価します。

CKDの病期一覧

※「eGFR」…血清クレアチニン値、年齢、性別を用いて「eGFR(推算糸球体ろ過量)」を算出し、腎機能の指標として使用します。

【参考:日本腎臓学会「CKD診療ガイド2012」】

自覚症状がなく、放置すれば末期腎不全に至る可能性の高い病気です。

CKDは外来で行う血液検査や尿検査で比較的簡単に見つけることができます。

腎臓は少し悪くなっただけでは自覚症状がなく、何らかの症状が現れてきた時にはかなり悪くなっている場合が多くあります。
そこで、自覚症状のない初期の段階から患者さんを見つけ出し、早めに治療を開始することで、末期腎不全にまで至らないようにするためCKDという病気の考え方が生まれました。
CKDは一般の腎機能を調べるための血液検査や尿検査で比較的簡単に見つけることができます。

心筋梗塞や脳梗塞などの危険性も高めます。

CKDが注目されるもう一つの大きな理由は、末期腎不全になりやすいだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患の危険性も高めることがわかってきたことです。
末期腎不全に至る以前に、心血管疾患を起こして亡くなってしまうことが多いとも言われます。
そこで、CKDを見つけて治療することは、腎臓だけでなく、心臓や脳を守ることにもなるのです。
また、心血管疾患を持つ患者さんの多くで腎機能の低下がみられることもわかってきました。
最近では、肥満やメタボリックシンドロームの方もCKDになりやすいと言われています。

透析療法選択支援

CKDが進行し、医師より透析が必要と説明を受けられた患者さんに対して、看護師より「血液透析」「腹膜透析」「腎移植」の特徴を説明いたします。
患者さんの生活に合った治療法を一緒に考え、自己選択・決定をサポートさせていただきます。

腎不全の3つの治療法

血液透析のイメージ

血液透析

血液を体外へ送り出し、ダイアライザーを使って血液中の老廃物や塩分・水分を取り除き、血液をきれいにします。

腹膜透析のイメージ

腹膜透析

体内の腹膜に透析液を出し入れして、血液中の老廃物や塩分・水分を取り除き、血液をきれいにします。

腎移植手術のイメージ

腎移植

適合する腎臓が提供されると、移植を受けることができます。しかし、日本においてはその数が著しく少ないのが現状です。
拒絶反応を抑える免疫抑制剤を飲み続ける必要があります。

CKD(慢性腎臓病)病診連携パス

当院では、五日市地区の開業医の先生方と共に、「CKD病診連携パス」をつくり、CKDから住民の方を守るための地域一体となった活動をしています。
医療機関からの紹介患者さん、また腎臓に不安を感じている方々の受け入れ窓口として「CKD外来」を開設しておりますので、タンパク尿が続くなどの症状がある方は、一度主治医にご相談ください。

慢性腎不全患者支援システム

当院では、腎臓病の患者さんとご家族の自己管理と生活に対する継続支援をさせていただきたいと考え、「慢性腎不全患者支援システム」を設けています。
腎臓病と診断され、日々生活されている患者さん・ご家族のみなさまは、何らかの疑問や不安を抱えていらっしゃるかと思います。
われわれスタッフが何かのお役にたてればと思っています。

対象となる方
  • 保存期の患者さん(2012年6月28日より導入基準変更あり)
    (CKDステージ(重症度分類)G4以上(eGFRが29ミリリットル/分/1.73平方メートル以下)の方)
  • 導入期の患者さん
  • 導入後、現在透析を継続している患者さん
支援内容

疑問や不安などの思いを伺い、一緒によりよい方法を考えたり、必要に応じて情報提供をさせていただきます。
以下のような内容について主に情報提供しています。

  • 腎臓の働き・CKD(慢性腎臓病)・透析とは
  • 日常生活の送り方について
  • 自己管理について(食事・くすり・適度な運動)
  • 合併症について
  • 社会復帰・社会福祉制度について(介護保険など)
  • 検査結果の見方 など
不安や疑問などがございましたら、いつでもご相談ください!

医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー・ケアマネージャー・臨床検査技師・臨床工学技士・放射線技師・事務・看護補助者がチームとなり、それぞれ専門的立場からみなさまを支援させていただきます。

診察時間

専門外来の診察は予約制です。
診察をご希望の方は、主治医にご相談いただくかお電話でご予約ください。

診察日・時間をご確認のうえ、受付までお電話ください。

082-923-5161【受付時間】9時~18時(日曜日・祝日を除く)

担当医

氏名 水入 苑生
役職/職名 原田病院 顧問/腎臓内科 科長
専門分野 内科/腎臓内科
出身大学 東邦大学 医学部(1970年卒)
資格等
  • 医学博士(1980年)
  • 東邦大学 医学部 名誉教授
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本腎臓学会 専門医・指導医
  • 日本透析医学会 専門医・指導医
  • 日本臨床腎臓移植学会 腎移植認定医

氏名 西澤 欣子
役職/職名 医局長
専門分野 内科/腎臓内科/麻酔科
出身大学 川崎医科大学(1994年卒)
資格等
  • 医学博士(2015年)
  • 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
  • 日本腎臓学会 認定専門医・指導医
  • 日本透析医学会 専門医・指導医
  • 日本医師会 認定産業医
  • 麻酔科 標榜医

本ページ掲載内容の一部は、NPO法人 腎臓サポート協会発行「腎不全とその治療法」を参考にしております。