腎臓病専門外来
腎臓病専門外来の概要
賴岡 德在医師(前 広島大学 腎臓病制御学講座 教授)の腎臓病専門外来を開設。
CKD(慢性腎臓病)の治療から腎疾患全般まで、幅広く診察をお受けします。
腎臓病の早期発見・早期治療を推進し、末期腎不全だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患を予防します。
対象となる疾患
- CKD(慢性腎臓病)
対象となる主な症状
CKD(慢性腎臓病)は初期にはほとんど自覚症状がありません。
ある程度進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状が現れてきます。
しかしながらこれらの症状が自覚されるようになった時には、すでにかなり進行している場合が多いといわれています。
つまり、体調の変化に気を付けているだけでは早期発見は難しいと言えます。
CKD(慢性腎臓病)とは
日本における「新たな国民病」として注目されています。
慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)は腎臓の働き(腎機能)が正常より少し悪い状態や、腎機能は悪くなくてもタンパク尿が出ている状態が3カ月以上続くと、CKDと診断されます。
現在日本では20歳以上の8人に1人(1,300万人)がCKDであると考えられており、日本における「新たな国民病」と言われています。
自覚症状がなく、放置すれば末期腎不全に至る可能性の高い病気です。
CKDは外来で行う血液検査や尿検査で比較的簡単に見つけることができます。
腎臓は少し悪くなっただけでは自覚症状がなく、何らかの症状が現れてきた時にはかなり悪くなっている場合が多くあります。
そこで、自覚症状のない初期の段階から患者さんを見つけ出し、早めに治療を開始することで、末期腎不全にまで至らないようにするためCKDという病気の考え方が生まれました。
CKDは一般の腎機能を調べるための血液検査や尿検査で比較的簡単に見つけることができます。
心筋梗塞や脳梗塞などの危険性も高めます。
CKDが注目されるもう一つの大きな理由は、末期腎不全になりやすいだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患の危険性も高めることがわかってきたことです。
末期腎不全に至る以前に、心血管疾患を起こして亡くなってしまうことが多いとも言われます。
そこで、CKDを見つけて治療することは、腎臓だけでなく、心臓や脳を守ることにもなるのです。
また、心血管疾患を持つ患者さんの多くで腎機能の低下がみられることもわかってきました。
最近では、肥満やメタボリックシンドロームの方もCKDになりやすいと言われています。
診察時間・担当医
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